Muddy Daysのキモトです。
今年も1年間、みなさま有難うございました。
競馬評論家でも予想家でも何でもありませんが、
改めて出走各馬の過去のレースをチェックしましたので、
ギタリストとして、有馬記念出走各馬を調べて予想いたしました。
まだ馬場がどんな感じか分かりませんので、
買い目や印は今日の夜落ち着いたくらいで書こうと思います。
当たったら機材購入費の肥やしにして音楽活動の糧にしたいです。
競馬が本当に詳しい人が見たら、意見の食い違う部分などあると思います。
それはすいません。
では枠番順に行きたいと思います。
アカイイト
昨年のエリザベス女王杯は先行勢がバテ始めた4コーナー手前で、
捲るように位置を上げることができ、完勝と言っていい内容。
その後は4コーナーでの位置どりが悪すぎ、
自身の足は使えても勝負に置いていかれるレースが続いている印象。
(今年のエリ女も上がり3Fは昨年と同じ時計)
タイトルホルダーが逃げてラスト5ハロン持続勝負を展開すれば、
その恩恵がちょっとくらいありそうな印象もある。
馬のキャラ的に非根幹距離の距離延長も歓迎だが..
イズジョーノキセキ
正直距離はどうなんだろうという感じがします。
昨年のエリザベス女王杯は和田騎手が立ち上がるほどの不利、
今年の同レースは1コーナーらへんのポジション争いの接触で馬が嫌がるなど、
敗因を他から見つけることはできるも、
余程うまく全てが噛み合ってやっと掲示板かなという印象。
あと、休み明けのフレッシュな状態が一番走るタイプ。
ボルドグフーシュ
新進気鋭の三歳馬。キャリア9戦のうち7レース上がり最速。
「それができれば誰も苦労しない」という話なんですが、
位置取りの欠点さえ克服できれば稀代の名馬になれる可能性..
馬体も大幅に増え、超絶時計の調教、全てが揃いすぎて人気しすぎな気も。
前走みたいな競馬は再現可能だと思ってるし、馬券内にくる可能性は当然ある。
イケメンで馬体も名前までカッコいいし、良い馬だとは思ってます!!
アリストテレス
昨年の6着馬、とはいえ近走の内容はなんとも…
不良馬場のAJCCで1着、
マカヒキが差し切れる程の超絶タフレースで2着など、
暮れの中山の馬場には間違いなく合うタイプ、後は気持ちの問題。
ブリンカー着用+内枠で先行できたら正直ちょっと怖い。
ジェラルディーナ
まずこれだけ使い詰めなのに体重が増え続けてるのが凄い。
これまでの相手関係と比較すると1枚2枚上手なメンバーとやり合うので、
オッズが見合うのかが一番問題。
近2走は馬場と枠が噛み合ったのは言うまでもないけど、
外を回った鳴尾記念でも2着に来るなど、
恵まれないレースでも気持ちで折れず一生懸命走るので大崩れはしない。
ただ、タイトルホルダーがラップを作っていくと仮定すれば勝ちまではどうかと思います。
ヴェラアズール
ジャパンカップの見た目のイメージからは瞬発力に秀でたタイプぽいが、
実際のレース内容はあれだけ馬群の中でファイトしながら、
残り1,000m付近でギアを上げている。
少なくともスローからのラスト3ハロン勝負しかできない馬ではない。
瞬発力と持続力のバランスに秀でたタイプと思う。
内枠を引いたのは好都合。
直線馬群がバラけたところで内を突ければ突き抜ける資格ある。
恐らく乗り替わりの影響でジェラルより人気無いが、
松山騎手は2年前本命にして2着に来てくれた騎手….
すいません、それが言いたかっただけかもしれないです。
エフフォーリア
今年一年は精彩を欠いた。
大阪杯は早い時計の持続性能求められたが、
コンディション伴わす惨敗、距離延長で挑んだ宝塚記念はパンサラッサの逃げで、
やはりハイペースとなり距離延長の恩恵を全く受けられず惨敗。
道中から早いペースに着いていくことが求められると厳しいのかな。
去年の有馬では4コーナー手前でパンサラッサがバテ始め、
タイトルホルダーも未完成だったため、
コーナー付近のペースがゆるんだタイミングで位置を上げることができた。
今年の展開はどうか。
春2戦程厳しい追走の問われる展開にはならなければ。
あとは馬体が牛だどうだとボロカス言われて人気落ちするなら。
正直馬体の違いってわからん。皆分かってて僕だけ分からないなら悲しい。
いつもこの子はくすんだ色のイメージあるけど、今回はやたらツヤっとしてるなとは思います。
ウインマイティー
流石に厳しいですか。
イクイノックス
天皇賞・秋は現地で見てましたが恐ろしい強さでしたね。鳥肌だった。
メディアも新聞もイクイノックス絶対視で取り上げてるとこが多いです。
元々有馬は宝くじ感覚で何もかも知らない人が宝くじ感覚で買うので、
1番人気確定と思います。
東京競馬場でのパフォーマンスは言うことなし。最強。
天皇賞はパンサラッサを指で隠したら、直線ヨーイドン大運動会なので、
有馬で求められる適正を披露した訳ではないと思います。
中山は皐月賞で走っているが、直線ラストで馬場の悪い内に寄れてしまい、
2着に惜敗。真っ直ぐ走ってたら、僕の大好きなジオグリフと差はなかったはず。
しかし皐月賞当時の中山の馬場と暮れの中山の馬場は結構違うので、
そこだけは懸念したいです。
後は馬場が外差しになるのか、内前が残る馬場なのか。
例年通りの外差し馬場なら、突き抜け候補の一頭。
ジャスティンパレス
ずーっと微妙に良い感じの足を使うのが得意な馬。
コーナリングが抜群に良い馬で、菊花賞も4コーナー曲がりながら、
馬自身が直線の方に首を向けて見据えており、自分で競馬分かってんのか感。
中京のイン突きマイスターの鮫島騎手とお互いの長所が混ぜ合わさり、神戸新聞杯は完勝。
同じ菊花賞組のボルドグとは、内前有利馬場ならジャスティン、外差し利くなら向こう優勢という程度か。
どちらにしろこの馬が馬券内に来るなら前にもう一頭二頭いる気がします。
あと…鮫島騎手 あんたに乗って欲しかった。
ラストドラフト
冬大好き。陣営も中山2500なら紛れあるのではと狙って参戦か、
賑やかしとは思ってない感じ。
馬場が死ぬほど重い上に、なぜかめちゃくちゃドスロー、みたいなことがあれば。
ポタジェ
ずーっと微妙に良い感じの足を使うのが得意な馬その2。
外枠が嫌、というよりは枠の並び方がなんか嫌。
距離経験ないのである程度内に入れたいだろうが、
前の方だがやや外目、もしくは内に入れたがやや後方 みたいな位置どりになりそう。
今回は立ち回りの巧さが生きづらそうなのがネックです。
タイトルホルダー
グランプリタイトルを引っ提げ帰ってきたこの舞台。
昨年は大外16番枠から必死に足を使って先団に取り付くも、快速馬パンサラッサに行かせる形。
タイトル自体は前半1000mあたりで60秒くらいで行っており、そこまでハイペースではなかった。
馬場も外差し傾向だった為後方勢の進出を許した形。
有馬と同舞台の中山2500m日経賞では後続を引き連れるスロー逃げに出て辛勝。
天皇賞の叩きの為、そこまで仕上げていなかったようだが、
こういうレースだとボッケリーニやヒートオンビートなど、
G1で勝負にならない馬とも僅差になってしまう。
和夫騎手も傾向を掴み始めたか、ここから覚醒が始まる。
他馬を引き離して逃げ、中盤緩むラップも作れた天皇賞は1秒差の圧勝。
宝塚はまたもパンサラッサを先に行かせる形に、
自身1000mで58.5秒くらい通過のハイペースながら、上がり3ハロン3位の足を繰り出して快勝。
恐ろしい。
特殊馬場すぎた凱旋門は割愛。
これまでの経験から和夫騎手が勝ちたいなら、
他馬との距離を保った逃げ⇨中盤緩めるラップでの勝負に出たいはず。
果たして、それが実現できるか。
あと、春の2戦は馬場は前有利だったことが間違いないので、今回の馬場がどうなるかも問題。
仮に逃げがある程度残せる馬場なら、
今回レースを支配できる立場にあるタイトルホルダーが、
自身の刻みたいタップをしっかり刻めば、負ける可能性は少ないのでは。
枠は正直外でもok。内に自分より速そうな子がいないので。
今のところ本命候補の一頭です。
ボッケリーニ
そのタイトルホルダーの日経賞で2着だったボッケリーニ。
前走ジャパンカップは外外を回らされた結果馬場に屈し、惨敗。
今回タイトルの隣枠を引いたので、逃げるタイトルに着いていく形で、
序盤に内の前辺りにポジション取れたら面白いかもしれません。
過去そうだったように、外差しの利く展開では必ず誰かに刺されるタイプ。
今回は内前が残る形だった場合に限って、さらにどこまで…という感じ。
ブレークアップ
前走はキングオブドラゴンのアクシデントで他馬が怯む中、ガン無視して完勝。
メンタルは鬼強いが、レース内容としてはそこそこ。
枠は不利だが、スタートもよくテンの速さもそれなりなので、
取ろうと思えばタイトルホルダーの番手に付けられる。
中山2500ではヴェラアズールに先着経験あり、東京⇨中山代わりはプラスか。
この馬が馬券内に残るパターンを考えるとやっぱり前にもう1、2頭はいると思いますが…
ディープボンド
昨年の2着馬。今年は結構枠に恵まれなかった。
最後もこれよ。もう、かわいそう。
分かりやすいタイプで、上がりがそこそこ掛かって瞬発力がそれほど求められなければ、
大体好走してくるタイプ。突出したものがないのでG1では勝ちきれなさそう。
しかし今年の阪神大賞典では昨年より2秒早い上がりを繰り出しており、
実は結構力付けてるのではとも思う。
今回タイトルホルダーがラップを演出するなら、
持続力勝負になるので利害関係は一致するのは間違いない。
枠は最悪だが、上記タフな展開に持ち込めれば浮上は必須。
最終的な見解と買い目
土曜日のレースを見る限りフラットな馬場状態。
内の馬が残るパターンもあるがペースが上がれば外差しも決まる。
有馬と同じ舞台で行われるグレイトフルSは途中でペースが緩んだところにまくりの奇襲が入り、先行馬に辛い展開に。
タイトルホルダーが作りたい展開を考えれば、
3コーナー付近でまくりが入るような温い展開は無いと踏んでいるので、この結果は有馬との関連性が微妙。
極端な外差しでないのなら、やはり自分でペースを握れるタイトルホルダーが有利という見解に変わりありません。
とはいえ少しの展開のあやでタイトルホルダーが捕まる可能性は否定できない。
今年勝ったG1はもう少し内前有利な馬場状態だった事、
凱旋門からの直行ルートというコンディションの不透明さも加味し、二頭軸で行きたいと思います。
2022年有馬記念最終予想
◎ヴェラアズール
◎タイトルホルダー
△エフフォーリア
△ディープボンド
▲イクイノックス
以上。
最初はイクイノックスに勝たれたら終わり、というイメージで馬券を買いたかったが、
正直フラットな馬場状態なのでウルトラスーパー突き抜けの可能性はある。
でも同じ差し勢なら、イクイと同じくらいの勝率があると踏むのがヴェラアズールなので、
迷わずこちらを本命にします。
エフフォーリアはどうなっても去年の年度代表馬。
しかし近走の追走で手一杯の負け方を見ると、今回も走ってみないと分からない感じ。
絶対スローペースにはならないので。
前進気勢が戻っていれば、無様なレースにはならないはず。タフな馬場も合う。
ディープボンドは前述の通り、タフな展開ならそれなりにやれる。
イクイノックスは倍率の悪い買い目は省きます。
仮にタイトル、イクノの1,2着とかになれば、それはそれで諦めがつきますので。
買い目
6 単勝1000円
6-13 馬連1000円
6-9 馬連1000円
13→.16.7 馬単各300円
6→16.7 馬単各300円
6-9-13 3連複800円
合計5,000円
当たり前ですがガミり(当たったのにマイナス収支)無しで、
結構良い感じに組めた気がします。
どんな結果に終わろうと、それが正解という穏やかな気持ちでレースを見たいと思います。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
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